
こんにちは、青光社ブログ更新担当の中西です。
「もしもの時」の混乱を減らし、ご本人の想いをかたちにする——その最善手が事前相談です。本記事では、エンディングノートの書き方/葬送の選択肢/費用を抑える工夫/挨拶・弔電の文例/法要・相続・遺品整理の窓口まで、準備に役立つ情報を一冊にまとめました。
形式:仏式・神式・キリスト教式・無宗教式・お別れ会
規模:家族葬/一般葬/一日葬/直葬
場所:自社会館/寺院/公営斎場/ご自宅
ご希望:好きな音楽・お花の色・写真・想い出展示・献奏・献灯
宗教者:ご縁の寺院の有無/ご紹介希望
ご予算:上限・下限と優先順位(「料理より装花」「祭壇より会葬返礼」など)
これらはエンディングノートに簡潔に残しておくと、ご家族の負担が大きく軽くなります。
参列規模の設計:家族葬+後日のお別れ会で丁寧に分ける選択も。
変動費のコントロール:返礼品・会食は人数確定後に追加できる仕組みを。
式場・火葬場の選定:アクセスと施設費のバランス。平日・午前は費用面で有利な場合があります。
想い出スライド・等身大パネル・メッセージボード
献奏・合唱・愛用品の展示
献花・献灯・献酒(会場規定に従います)
オンライン配信:遠方・海外の方にも参加機会を。
喪主挨拶(告別式・骨子)
会葬御礼/生前のご厚誼への感謝
故人の略歴・人柄に触れる短い一節
今後のご厚誼のお願い/結びの挨拶
弔電のお礼(当日アナウンス例)
「ただいまご紹介の弔電は一部のみのご披露となります。すべてのお心遣いに深く御礼申し上げます。」
※文面は地域性・宗派により表現を調整いたします。個別に作成も承ります。
喪服:男性=ブラックスーツ、女性=黒無地アンサンブル等(光る装飾は控えめに)
香典:表書き・水引は宗派・地域に合わせて。迷われたら受付にご相談ください。
供花・供物:名札のお名前表記(会社名・肩書・連名)を事前に確認。
リユース可能な装飾資材/生分解性素材の活用
地元花の採用・過剰包装の削減
会葬礼状や返礼品の紙・資材の見直し
環境への配慮は、故人らしい価値観の表現にもつながります。
法要:初七日・四十九日・一周忌 などの段取り(会場・会食・引物の手配)
埋葬先:寺院墓地・公営墓地・納骨堂・樹木葬・海洋散骨(地域条例要確認)
位牌・仏壇:ご宗派に合わせたご案内・お手配
専門家・提携先をご紹介し、一括で日程管理いたします。
遺品整理・清掃:思い出の品を尊重した選別と適正処理
相続・名義変更:司法書士・税理士・弁護士の無料紹介
グリーフサポート:お手紙・面談・勉強会のご案内
香典返し・喪中はがき:名簿整理から発送管理まで
☐ 形式(仏式/神式/キリスト/無宗教)
☐ 規模(家族葬/一般葬/一日葬/直葬)
☐ 式場候補(第1〜第3)
☐ ご希望(音楽・お花・展示・お手紙)
☐ 宗教者(ご紹介希望/あり)
☐ 参列者の範囲/連絡方法
☐ 予算の目安と優先順位
☐ 連絡先(喪主・代理・キーパーソン)
まとめ
事前相談は「決めつける」ことではなく、選択肢を減らし、想いを共有する時間です。いま少しだけ準備をしておくことで、いざという時にご家族がゆっくりとお別れに向き合えるようになります。ご希望が固まっていなくても大丈夫です。一緒に整理するところからお手伝いします。