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月別アーカイブ: 2025年5月

自宅葬のメリットと注意点 ~ご自宅での見送りという選択肢

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。
今回は、近年ご希望が増えている「自宅葬」について詳しくご紹介いたします。
「慣れ親しんだ自宅で最期を送りたい」「家族だけで静かに見送りたい」と考える方にとって、自宅葬は有力な選択肢です。
この記事では、自宅葬のメリットや注意点、実際の流れなどを分かりやすく解説します。


自宅葬とは?

自宅葬とは、葬儀会館を使わず、ご自宅で通夜・葬儀・出棺までを執り行う葬儀形式のことです。
かつては一般的だった方法ですが、近年は再び注目され始めています。
家族の絆を感じながら、落ち着いた雰囲気で故人と過ごせる時間が得られるのが特徴です。


自宅葬の主なメリット

1. 故人にとっての“いつもの場所”で見送れる

最期の時間を、慣れ親しんだ空間で過ごせることは、ご本人にもご遺族にも大きな安心となります。
家族の思い出が詰まった場所で行う葬儀には、他にはない温もりがあります。

2. 費用を抑えられる

会館使用料や付帯設備の費用がかからないため、比較的費用を抑えた葬儀が可能です。
シンプルな家族葬を希望する方には特に向いています。

3. 時間や形式に縛られず自由な内容にできる

会館のスケジュールや規則に縛られず、自由度の高い葬儀スタイルを実現できます。
音楽を流す、写真を飾る、故人の好きだった品を並べるなど、個性を大切にできます。


自宅葬の注意点と確認ポイント

1. スペースの確保が必要

参列者の人数や祭壇の設置スペース、搬送・出棺の導線を考慮する必要があります。
事前に葬儀社が現地を確認することをおすすめします。

2. 近隣への配慮が必要

駐車スペースや、通夜・葬儀時の人の出入りについて、ご近所への事前連絡や説明をしておくと安心です。

3. 火葬場までの移動手段の手配

自宅から火葬場への霊柩車の手配が必要です。
また、会館に比べて出棺準備が屋外になることも多いため、天候や搬送経路の確認も重要です


青光社による自宅葬サポート

青光社では、自宅葬にも対応しております。
以下のようなサポートが可能です。

  • 現地確認・葬儀設営のプランニング

  • お棺・祭壇・仏具の手配

  • 音響設備やイスなどの備品準備

  • 通夜・葬儀進行のサポート

  • ご近所へのご挨拶代行(ご希望に応じて)

「自宅で本当にできるのか不安」「準備や段取りがわからない」など、どんなことでもご相談ください。


まとめ

自宅葬は、「あたたかく、心に残るお別れ」ができる選択肢のひとつです。
一方で、事前の準備や周囲への配慮が求められるため、信頼できる葬儀社のサポートが不可欠です。

青光社では、ご家族の希望に寄り添った自宅葬の提案とサポートを行っております。
ご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


次回は、**「葬儀後に必要な手続きと遺品整理のポイント」**について解説いたします。
役所手続きや相続の準備など、「何から手をつけていいかわからない」という声が多いテーマです。ぜひご覧ください。

葬儀に欠かせないお供え物と香典のマナー ~選び方や金額の目安も解説

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。
前回は、当社の家族葬プランについて詳しくご紹介しました。今回は、お供え物や香典のマナーについてお話しします。
「どんなものを選べばいいの?」「香典はいくら包めばよい?」といった疑問にお答えしながら、実際の選び方や注意点を分かりやすく解説していきます。


お供え物とは?その意味と役割

お供え物とは、故人への感謝や哀悼の意を込めて祭壇やお仏壇に供える品物のことです。
葬儀や法要の際に持参することが多く、「故人を偲ぶ気持ちを形にしたもの」として重視されます。


よく選ばれるお供え物の種類

青光社でご相談いただく中でも、以下のようなお供え物が多く選ばれています。

1. 供花(きょうか)

  • 白を基調とした落ち着いた色合いの花が一般的

  • 個人名や会社名の名札を添えて祭壇に飾る

  • ご遺族が香典を辞退されている場合に代わりとして送ることも

2. 供物(くもつ)

  • 果物や菓子折り、乾物などの日持ちする食品が定番

  • 地元特産品や故人の好物を選ぶことも

3. 線香・ろうそく

  • 香りが穏やかで長時間燃えるものを選ぶと喜ばれる

  • セットで贈られることが多い


香典の基本マナー

香典とは、故人の供養のために贈る金品のこと。金額や渡し方、包み方にも決まりがあります。

香典の金額相場

贈る相手 金額の目安
両親 5万円~10万円
兄弟姉妹 3万円~5万円
祖父母 1万円~3万円
友人・知人 3千円~1万円
ご近所 3千円~5千円

※あくまで目安です。地域やご家庭の慣習により異なる場合があります。

香典袋の選び方

  • 仏式:黒白または双銀の水引、表書きは「御霊前」または「御香典」

  • 神式:「御玉串料」「御霊前」

  • キリスト教式:「御花料」「献花料」など
    迷った場合は「御霊前」としておけば多くの宗教で使えます。


香典を渡す際のマナー

  • 渡すタイミング:通夜や告別式の受付時に手渡し

  • 渡し方:ふくさに包んで持参し、受付でふくさから出して渡す

  • 言葉:あいさつは簡潔に、「このたびはご愁傷さまでございます」など静かな口調で


香典辞退の場合は?

最近では「香典辞退」「供花供物のご遠慮」というケースも増えています。
その場合は、無理に贈らないことがマナーです。
何かをしたい場合は、後日お悔やみの手紙を添えて菓子折りなどを贈るとよいでしょう。


まとめ

お供え物や香典は、故人を偲ぶ気持ちを表す大切な方法です。
しかし、形式やルールがあるため、間違いのないように選ぶことが大切です。

青光社では、お供え物の手配や香典返しについてもご相談いただけます。
「どんな品を選べばよいか迷っている」「香典返しを手配したい」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。


次回は、**「自宅葬のメリットと注意点」**についてご紹介します。
「会館を使わず自宅で葬儀を行いたい」と考えている方は、ぜひご覧ください。