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カテゴリー別アーカイブ: 日記

想いの残し方

こんにちは、青光社ブログ更新担当の中西です。

 

~想いの残し方~

 

「もしもの時」の混乱を減らし、ご本人の想いをかたちにする——その最善手が事前相談です。本記事では、エンディングノートの書き方/葬送の選択肢/費用を抑える工夫/挨拶・弔電の文例/法要・相続・遺品整理の窓口まで、準備に役立つ情報を一冊にまとめました。


1|事前相談で決めておくと安心なこと

  • 形式:仏式・神式・キリスト教式・無宗教式・お別れ会

  • 規模:家族葬/一般葬/一日葬/直葬

  • 場所:自社会館/寺院/公営斎場/ご自宅

  • ご希望:好きな音楽・お花の色・写真・想い出展示・献奏・献灯

  • 宗教者:ご縁の寺院の有無/ご紹介希望

  • ご予算:上限・下限と優先順位(「料理より装花」「祭壇より会葬返礼」など)

これらはエンディングノートに簡潔に残しておくと、ご家族の負担が大きく軽くなります。


2|費用を最適化する3つの視点

  1. 参列規模の設計:家族葬+後日のお別れ会で丁寧に分ける選択も。

  2. 変動費のコントロール:返礼品・会食は人数確定後に追加できる仕組みを。

  3. 式場・火葬場の選定:アクセスと施設費のバランス。平日・午前は費用面で有利な場合があります。


3|無宗教式・自由葬のアイデア

  • 想い出スライド・等身大パネル・メッセージボード

  • 献奏・合唱・愛用品の展示

  • 献花・献灯・献酒(会場規定に従います)

  • オンライン配信:遠方・海外の方にも参加機会を。


4|喪主挨拶・弔電の文例(骨子)

喪主挨拶(告別式・骨子)

  • 会葬御礼/生前のご厚誼への感謝

  • 故人の略歴・人柄に触れる短い一節

  • 今後のご厚誼のお願い/結びの挨拶

弔電のお礼(当日アナウンス例)

  • 「ただいまご紹介の弔電は一部のみのご披露となります。すべてのお心遣いに深く御礼申し上げます。」

※文面は地域性・宗派により表現を調整いたします。個別に作成も承ります。


5|マナーと服装(簡易ガイド)

  • 喪服:男性=ブラックスーツ、女性=黒無地アンサンブル等(光る装飾は控えめに)

  • 香典:表書き・水引は宗派・地域に合わせて。迷われたら受付にご相談ください。

  • 供花・供物:名札のお名前表記(会社名・肩書・連名)を事前に確認。


6|環境配慮(エコ葬・サステナブルの工夫)

  • リユース可能な装飾資材/生分解性素材の活用

  • 地元花の採用・過剰包装の削減

  • 会葬礼状や返礼品の紙・資材の見直し
    環境への配慮は、故人らしい価値観の表現にもつながります。


7|法要・位牌・お墓・納骨堂・散骨の選択肢

  • 法要:初七日・四十九日・一周忌 などの段取り(会場・会食・引物の手配)

  • 埋葬先:寺院墓地・公営墓地・納骨堂・樹木葬・海洋散骨(地域条例要確認)

  • 位牌・仏壇:ご宗派に合わせたご案内・お手配
    専門家・提携先をご紹介し、一括で日程管理いたします。


8|アフターサポート(まとめて相談できる窓口)

  • 遺品整理・清掃:思い出の品を尊重した選別と適正処理

  • 相続・名義変更:司法書士・税理士・弁護士の無料紹介

  • グリーフサポート:お手紙・面談・勉強会のご案内

  • 香典返し・喪中はがき:名簿整理から発送管理まで


9|事前相談メモ

  • ☐ 形式(仏式/神式/キリスト/無宗教)

  • ☐ 規模(家族葬/一般葬/一日葬/直葬)

  • ☐ 式場候補(第1〜第3)

  • ☐ ご希望(音楽・お花・展示・お手紙)

  • ☐ 宗教者(ご紹介希望/あり)

  • ☐ 参列者の範囲/連絡方法

  • ☐ 予算の目安と優先順位

  • ☐ 連絡先(喪主・代理・キーパーソン)


まとめ
事前相談は「決めつける」ことではなく、選択肢を減らし、想いを共有する時間です。いま少しだけ準備をしておくことで、いざという時にご家族がゆっくりとお別れに向き合えるようになります。ご希望が固まっていなくても大丈夫です。一緒に整理するところからお手伝いします。

葬儀ガイド

こんにちは、青光社ブログ更新担当の中西です。

 

~葬儀ガイド~

 

突然のことで何から始めれば良いのか——多くの方が同じ不安を抱えます。本記事は、初めて喪主・ご遺族になられる方向けに、連絡の順番/ご安置から火葬までの流れ/葬儀形式の違い/費用の見方/当日までの準備を、地域や宗派の違いに配慮しつつ分かりやすく整理しました。必要な場面で必要な判断ができるよう、印刷して使えるチェックリストも添えています。


1|まず最初に——ご逝去直後の行動順

  1. 医療機関の指示に従う/死亡診断書の受領

  2. 葬儀社へ連絡(24時間対応)
     ・お迎えの場所(病院・施設・ご自宅)/お名前/ご安置先の希望

  3. ご安置(自宅または安置施設)
     ・枕飾りの準備、宗派の確認

  4. 打合せ(お見積・日程・形式)
     ・火葬場・式場の空き状況を確認し、候補日を複数持つのが安心です。


2|葬儀の主な形式(メリットと留意点)

  • 家族葬:ご家族・近親者中心でゆっくりと。参列者対応の負担が軽い。

  • 一般葬:ご交友・ご近所・お仕事関係の方にもお別れの機会を。

  • 一日葬:通夜式を省き、告別式〜火葬を一日で。ご高齢の方にも負担が少ない。

  • 直葬(火葬式):式を行わず火葬のみ。宗教者の読経を希望される場合は別途調整。

  • 無宗教式/お別れ会:音楽・映像・献花中心など、自由度の高いお見送り。
    ※宗派・地域慣習により作法・日程が異なります。事前にご親族間の合意を。


3|ご葬儀の流れ(一般的な一例)

ご安置 → 納棺 → 通夜式 → 告別式 → 出棺 → 火葬 → 収骨 → 初七日法要(当日繰上げ可) → 会食(任意)
それぞれの場面で、宗教者(僧侶・神職・神父/牧師)の都合、火葬場・式場の空き状況を調整します。


4|費用の内訳と見積の見方

A. 基本セット費用:式場使用/祭壇・お棺・遺影写真・納棺品・安置・搬送・ドライアイス 等
B. 変動費:会葬礼状・返礼品・会食・供花・供物・火葬場待合室 等(人数で増減)
C. 実費・行政費:火葬料・霊柩車・マイクロバス・司会・音響・式進行スタッフ
D. 宗教者謝礼(お布施 等):宗派・お寺様とのお付き合いにより異なります

見積比較のポイント

  • 「含まれるもの/含まれないもの」の境界が明記されているか

  • 変動費は人数前提が合っているか(礼状・返礼・お食事)

  • 夜間・早朝の追加費用の有無

  • 支払い方法・時期(後払い可否・分割の取り扱い)


5|式場とお写真・演出の考え方

  • 式場:アクセス・駐車台数・控室(仮眠可否)・バリアフリー・授乳室の有無

  • お写真:お人柄が伝わるお写真を3〜5点。遺影は後日ご返却可能。

  • 映像・音楽:お好きだった曲・お写真スライド・メッセージボードなどもご用意できます。


6|当日までにご家族が整えること

  • 喪主の決定(挨拶・各種手続の窓口)

  • 宗派・寺院の確認(お付き合いの寺院がない場合はご紹介可)

  • 参列規模の目安(案内する範囲・弔電・供花の取りまとめ)

  • お写真・思い出の品(展示コーナーへ)

  • お着物・喪服(レンタルの手配も可能)


7|必要書類と手続(概要)

  • 死亡診断書/死体検案書(医療機関発行)

  • 火葬許可申請(役所手続は当社で代行可)

  • 各種名義変更:健康保険・年金・銀行・公共料金・携帯・運転免許 等

  • 相続・遺産整理:司法書士・税理士・弁護士のご紹介も可能です
    ※法的な取り扱いは各専門家にご相談ください。


8|よくあるご質問

  • 日程は最短でどれくらい?
     火葬場・式場の空き状況により異なります。2〜4日程度を目安にご案内します。

  • 弔問はどこまで案内すべき?
     ご家族のご意向を最優先に。死亡通知の範囲を先に決め、対応のご負担を調整します。

  • 香典返しはいつ?
     当日返し/後返しのいずれも可能。地域慣習に合わせてご提案します。


9|確認リスト

  • ☐ 喪主・連絡担当の決定

  • ☐ 宗派・寺院の確認(または紹介依頼)

  • ☐ 参列の範囲/訃報連絡先リスト

  • ☐ 遺影用写真(3〜5点)・思い出の品

  • ☐ 返礼・会食の人数目安

  • ☐ 会葬御礼状の文面確認

  • ☐ お着物・喪服の手配

  • ☐ 役所手続の代行依頼可否


まとめ
ご葬儀は「急ぎながらも、丁寧に決める」場面が続きます。いま決めること/後で考えられることを切り分けるだけで負担は小さくなります。分からないことは、どうぞ遠慮なくご相談ください。私たちはご家族の気持ちに寄り添い、選択肢をわかりやすくお届けします。

お通夜の線香

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。

 

~お通夜の線香~

 

お通夜の会場に一歩足を踏み入れると、静かな香煙がたゆたう中、線香が絶え間なく焚かれている光景に気づきます。
この線香の香りには、私たちが想像する以上に深い意味と祈りが込められているのです。

本記事では、葬儀業に携わる視点から、「お通夜における線香の意味」を宗教的、文化的、実務的に深く掘り下げていきます。


線香の起源とその意味

■ 線香の原点は“供養の香”

仏教において香は、視覚や言葉では伝えきれない「心の浄化」や「仏への供物」として重要な意味を持ちます。
古代インドでは、香木を焚き、香煙によって神仏の降臨を願いました。それが仏教とともに中国、そして日本に伝わり、現在の「線香」の形へと発展していきました。


お通夜で線香を焚く理由

お通夜ではなぜ線香を焚き続けるのでしょうか? その理由は大きく3つに分けられます。

1. 故人の魂を導く灯りと香り

仏教の世界では、人は亡くなった後に冥途の旅へ出るとされます。線香の香りと煙は、その旅路を照らす“灯火”となり、故人が迷わずに次の世界へ進めるよう手助けをすると考えられています。

2. 結界としての役割

香の煙は“邪”を祓うとされ、霊的な浄化の力を持つと信じられています。お通夜の場で香を絶やさないのは、悪しきものの侵入を防ぎ、故人が安心して旅立てるようにするための「結界」を張るという意味合いがあります。

3. 絶え間ない祈りの象徴

特に仏教の浄土宗や真宗では、「夜通し線香を絶やさない」ことが、絶え間ない読経や祈りの代替となるとも言われます。線香が燃え続けることで、故人への想いが夜を通して連続する、という象徴的な意味を持ちます。


線香の種類と意味の違い

葬儀業者として、お通夜で使用される線香の種類を理解しておくことも大切です。

種類 特徴 意味合い
棒状線香 一般的な家庭用線香 香りを届ける・礼儀としての焼香
渦巻き線香 長時間燃焼(5〜8時間) 夜通し香を絶やさないため
短寸線香 お参り専用、簡易焼香用 短時間での供養・訪問者向け

お通夜では、祭壇用に渦巻き線香長寸線香を使用し、参列者用には短い線香を準備するのが一般的です。


線香を絶やさないための葬儀業者の役割

お通夜において線香が絶えないようにすることは、故人への礼儀であると同時に、遺族の心を支える“儀式の継続”でもあります。葬儀業者として重要な役割を担う場面です。

■ 実務面での具体的対応

  • 線香の配置と燃焼時間の計算
    → 燃焼時間が長い線香を選び、夜通し切れるタイミングで補充する。

  • 夜間当直や見守り体制の整備
    → 線香が切れそうな時間に合わせて交換・点火の巡回を行う。

  • 宗派別の対応
    → 浄土真宗では焼香を“香をつまんで額に当てる”作法で行い、線香自体は用いないケースもあるため、宗派確認が必須。


現代における線香の変化と対応

時代の変化に伴い、線香にも多様なスタイルが生まれています。

  • 無煙線香・微香線香:高齢者や子どもが参列する場での配慮。

  • 電子線香・LED線香:高齢者施設や病院葬儀での安全対策。

  • 香り付き線香:ラベンダーや白檀など、現代人の嗜好に合わせた癒しの香り。

葬儀業者はこうしたニーズに柔軟に対応することで、より満足度の高いサービス提供が可能になります。


線香は“見えない想い”を届けるメッセージ

最後に、線香とは単なる儀式の道具ではなく、**「故人を想い、祈りを捧げる心の表れ」**です。

見える形で線香を絶やさずに焚くという行為そのものが、
「ここにあなたを想い続けている人がいる」という静かなメッセージでもあるのです。


まとめ

お通夜における線香は、宗教的・文化的な意味だけでなく、遺族の心に寄り添う象徴でもあります。
葬儀業者としては、形式的な準備だけでなく、「なぜ焚くのか」「どのように焚くべきか」を深く理解し、その意義を大切に扱うことが求められます。

線香の香りは、故人と残された人々を静かに結び、別れの時間に“あたたかな継続性”を与えてくれるものなのです。

お通夜

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。

 

~お通夜~

 

日本の葬儀において「お通夜」は、亡くなられた方との最後の夜を過ごす大切な儀式です。葬儀業の現場では、お通夜の準備・進行・アフターフォローに至るまで、細やかな心遣いが求められます。この記事では、お通夜の歴史的背景、宗教的意味、現代における変化、そして葬儀業者の役割について深く掘り下げてみたいと思います。


お通夜の歴史的起源とは?

お通夜の原点は古来、亡くなった人が「本当に息を引き取ったか」を見極めるために一晩中見守る“夜伽(よとぎ)”の風習にあります。平安時代から鎌倉時代にかけては、貴族や武士が身内の死を悼み、灯りを絶やさず、読経や祈祷を通して故人を弔いました。
時代が下るにつれ、仏教の影響もあり「死後の冥福を祈る場」としての意味が強まりました。


宗教的・文化的な意味合い

お通夜は仏教における中陰(49日)に至る“第一歩”として位置づけられています。宗派によって儀式の形は異なりますが、多くの場合、僧侶による読経と焼香が行われ、故人の魂が穏やかに旅立てるよう祈ります。

また、キリスト教や神道においても、それぞれの形で「通夜式」や「通夜祭」が執り行われ、宗教観に根ざした別れの作法が存在します。
日本の通夜は宗教を超え、“故人との最後の語らいの時間”として受け継がれているのです。


現代のお通夜:変化する形と参列者のニーズ

近年、お通夜のあり方にも変化が見られます。特に以下の3点が顕著です。

1. 通夜ぶるまいの簡略化

かつては遺族が料理や飲み物でもてなし、参列者と語らう「通夜ぶるまい」が重要な交流の場でしたが、現在では個別の弁当や持ち帰りに変化し、時間も短縮傾向にあります。

2. 一日葬・家族葬の増加

忙しい現代社会の中で、「通夜を行わない一日葬」や「家族だけで執り行う家族葬」が増えています。お通夜が「省略可能な儀式」と捉えられる場面も増えてきました。

3. オンライン通夜・リモート焼香

コロナ禍を契機に、Zoomや配信によるオンライン通夜が急増。高齢者や遠方に住む親族のための選択肢として定着しつつあります。


葬儀業者に求められる役割とは?

お通夜は“段取り”ではなく“心の準備の場”です。葬儀業者には、単なる進行管理だけでなく、遺族の悲しみに寄り添う姿勢が求められます。以下に、現場で求められる配慮の例を挙げます。

  • 遺族への心理的ケア:悲しみに沈む家族に、静かに寄り添いながら流れを伝える。

  • 宗派に応じた進行の柔軟性:宗教的儀礼や宗派による慣習を深く理解し、的確に対応。

  • 参列者への心配り:足元が悪い高齢者への配慮、受付の導線づくり、焼香の誘導など。

また、時代の変化に対応したサービスも必要です。たとえば、オンライン対応、お通夜後のアフターサポート(供養・法要相談・相続手続きなど)も求められる時代になってきました。


お通夜の本質は「共に祈る場」

形式や手法が変わっても、「お通夜」が持つ本質的な意味は変わりません。
それは、“故人を偲び、心を込めて祈る時間”です。
葬儀業に携わる者は、その空間を整え、静かな時間を守る大切な「演出家」でもあるのです。


まとめ

お通夜は、日本の葬儀文化の中で最も心の通う儀式のひとつです。
葬儀業者にとっては、技術やマニュアルだけでなく、人としての感受性と配慮力が問われる場面でもあります。

これからも社会や家族の形が変わっていく中で、お通夜の在り方もまた進化していくでしょう。
しかし、故人と過ごす最後の夜を「丁寧に整える」という本質的な価値は、決して揺らぐことはありません。

葬儀が終わった後に必要となる各種手続きや遺品整理の流れとポイント

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。

今回は、葬儀が終わった後に必要となる各種手続きや遺品整理の流れとポイントについてご紹介します。

「無事に見送ったけれど、何から始めればいいのかわからない…」と戸惑う方も多くいらっしゃいます。
心の整理と並行して行う必要があるからこそ、落ち着いて一つずつ確認していきましょう。


葬儀後に必要な手続きとは?

葬儀の後、ご遺族が行うべき手続きは多岐にわたります。
法的な届け出や各種契約の解約、相続関連の準備など、期限付きのものもあるため注意が必要です。


1. 役所への届け出関係

死亡届の提出(通常は葬儀社が代行)

  • 提出先:故人の住民票がある市区町村役所

  • 提出期限:原則7日以内

  • 必要書類:死亡診断書、届出人の印鑑など

火葬許可証の取得(葬儀社が代行)

  • 火葬や埋葬のために必要な書類

  • 火葬後に「埋葬許可証」として返却されます


2. 社会保険・年金・健康保険の手続き

  • 国民健康保険の資格喪失届(14日以内)

  • 後期高齢者医療制度の資格喪失届

  • 介護保険の資格喪失届

  • 年金受給停止の手続き(遺族年金へ変更手続きも)

これらはすべて役所(市区町村・年金事務所)での対応となります。


3. 金融・契約関係の整理

銀行口座の凍結と解約

故人の口座は、死亡が確認されると凍結されます。
相続手続き完了までは原則として出金ができません。
必要書類:戸籍謄本、遺言書、相続人全員の印鑑証明など

保険・クレジットカード・公共料金の解約・名義変更

  • 生命保険や医療保険の請求

  • 携帯電話・インターネットの解約

  • 電気・ガス・水道の名義変更または解約

手続き漏れが多い項目なので、チェックリストを作って一つずつ対応するのがおすすめです。


4. 遺品整理のタイミングと注意点

葬儀後すぐに始める必要はありません。
気持ちの整理がついてから、ゆっくりと進めて構いません。
ただし、賃貸住宅に住まれていた場合など、退去期限があるケースは早めの行動が必要です。

遺品整理のポイント

  • 処分前に、相続財産が含まれていないか確認(現金・通帳・貴金属など)

  • 写真や手紙など思い出の品はすぐに捨てない

  • 不用品は業者に依頼する方法も(遺品整理士など専門業者の利用が安心)


5. 相続関係の準備と流れ

相続は、「いつ・誰が・どのように」分けるのかを明確にすることが重要です。

  • 遺言書の有無の確認(公正証書 or 自筆遺言)

  • 相続人の確定(法定相続人を調査)

  • 財産目録の作成(不動産・預貯金・借金など)

  • 相続放棄や限定承認の検討(相続開始から3ヶ月以内)

相続税の申告が必要な場合は、10ヶ月以内に税務署へ申告・納税する必要があります。


青光社のサポート体制

青光社では、葬儀後の不安を軽減するため、以下のようなサポートも行っています。

  • 行政手続きのアドバイス

  • 提携する司法書士・税理士のご紹介

  • 遺品整理業者の手配

  • 法要や納骨のご案内

「何から手をつければいいのかわからない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。


まとめ

葬儀の後は、心の整理とともに、様々な実務的な作業が発生します。
事前に全体の流れを知っておくことで、気持ちにゆとりを持って対応することができます。

青光社では、葬儀前だけでなく葬儀後のサポートにも力を入れています。
「一人で抱え込まず、まずはご相談ください」
それが、私たちの想いです。


次回は、「火葬のみのシンプルプランはどんな人に向いているのか?」について解説します。
費用を抑えたい方、形式にこだわらず静かに見送りたい方に人気のスタイルです。ぜひご覧ください。

自宅葬のメリットと注意点 ~ご自宅での見送りという選択肢

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。
今回は、近年ご希望が増えている「自宅葬」について詳しくご紹介いたします。
「慣れ親しんだ自宅で最期を送りたい」「家族だけで静かに見送りたい」と考える方にとって、自宅葬は有力な選択肢です。
この記事では、自宅葬のメリットや注意点、実際の流れなどを分かりやすく解説します。


自宅葬とは?

自宅葬とは、葬儀会館を使わず、ご自宅で通夜・葬儀・出棺までを執り行う葬儀形式のことです。
かつては一般的だった方法ですが、近年は再び注目され始めています。
家族の絆を感じながら、落ち着いた雰囲気で故人と過ごせる時間が得られるのが特徴です。


自宅葬の主なメリット

1. 故人にとっての“いつもの場所”で見送れる

最期の時間を、慣れ親しんだ空間で過ごせることは、ご本人にもご遺族にも大きな安心となります。
家族の思い出が詰まった場所で行う葬儀には、他にはない温もりがあります。

2. 費用を抑えられる

会館使用料や付帯設備の費用がかからないため、比較的費用を抑えた葬儀が可能です。
シンプルな家族葬を希望する方には特に向いています。

3. 時間や形式に縛られず自由な内容にできる

会館のスケジュールや規則に縛られず、自由度の高い葬儀スタイルを実現できます。
音楽を流す、写真を飾る、故人の好きだった品を並べるなど、個性を大切にできます。


自宅葬の注意点と確認ポイント

1. スペースの確保が必要

参列者の人数や祭壇の設置スペース、搬送・出棺の導線を考慮する必要があります。
事前に葬儀社が現地を確認することをおすすめします。

2. 近隣への配慮が必要

駐車スペースや、通夜・葬儀時の人の出入りについて、ご近所への事前連絡や説明をしておくと安心です。

3. 火葬場までの移動手段の手配

自宅から火葬場への霊柩車の手配が必要です。
また、会館に比べて出棺準備が屋外になることも多いため、天候や搬送経路の確認も重要です


青光社による自宅葬サポート

青光社では、自宅葬にも対応しております。
以下のようなサポートが可能です。

  • 現地確認・葬儀設営のプランニング

  • お棺・祭壇・仏具の手配

  • 音響設備やイスなどの備品準備

  • 通夜・葬儀進行のサポート

  • ご近所へのご挨拶代行(ご希望に応じて)

「自宅で本当にできるのか不安」「準備や段取りがわからない」など、どんなことでもご相談ください。


まとめ

自宅葬は、「あたたかく、心に残るお別れ」ができる選択肢のひとつです。
一方で、事前の準備や周囲への配慮が求められるため、信頼できる葬儀社のサポートが不可欠です。

青光社では、ご家族の希望に寄り添った自宅葬の提案とサポートを行っております。
ご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


次回は、**「葬儀後に必要な手続きと遺品整理のポイント」**について解説いたします。
役所手続きや相続の準備など、「何から手をつけていいかわからない」という声が多いテーマです。ぜひご覧ください。

葬儀に欠かせないお供え物と香典のマナー ~選び方や金額の目安も解説

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。
前回は、当社の家族葬プランについて詳しくご紹介しました。今回は、お供え物や香典のマナーについてお話しします。
「どんなものを選べばいいの?」「香典はいくら包めばよい?」といった疑問にお答えしながら、実際の選び方や注意点を分かりやすく解説していきます。


お供え物とは?その意味と役割

お供え物とは、故人への感謝や哀悼の意を込めて祭壇やお仏壇に供える品物のことです。
葬儀や法要の際に持参することが多く、「故人を偲ぶ気持ちを形にしたもの」として重視されます。


よく選ばれるお供え物の種類

青光社でご相談いただく中でも、以下のようなお供え物が多く選ばれています。

1. 供花(きょうか)

  • 白を基調とした落ち着いた色合いの花が一般的

  • 個人名や会社名の名札を添えて祭壇に飾る

  • ご遺族が香典を辞退されている場合に代わりとして送ることも

2. 供物(くもつ)

  • 果物や菓子折り、乾物などの日持ちする食品が定番

  • 地元特産品や故人の好物を選ぶことも

3. 線香・ろうそく

  • 香りが穏やかで長時間燃えるものを選ぶと喜ばれる

  • セットで贈られることが多い


香典の基本マナー

香典とは、故人の供養のために贈る金品のこと。金額や渡し方、包み方にも決まりがあります。

香典の金額相場

贈る相手 金額の目安
両親 5万円~10万円
兄弟姉妹 3万円~5万円
祖父母 1万円~3万円
友人・知人 3千円~1万円
ご近所 3千円~5千円

※あくまで目安です。地域やご家庭の慣習により異なる場合があります。

香典袋の選び方

  • 仏式:黒白または双銀の水引、表書きは「御霊前」または「御香典」

  • 神式:「御玉串料」「御霊前」

  • キリスト教式:「御花料」「献花料」など
    迷った場合は「御霊前」としておけば多くの宗教で使えます。


香典を渡す際のマナー

  • 渡すタイミング:通夜や告別式の受付時に手渡し

  • 渡し方:ふくさに包んで持参し、受付でふくさから出して渡す

  • 言葉:あいさつは簡潔に、「このたびはご愁傷さまでございます」など静かな口調で


香典辞退の場合は?

最近では「香典辞退」「供花供物のご遠慮」というケースも増えています。
その場合は、無理に贈らないことがマナーです。
何かをしたい場合は、後日お悔やみの手紙を添えて菓子折りなどを贈るとよいでしょう。


まとめ

お供え物や香典は、故人を偲ぶ気持ちを表す大切な方法です。
しかし、形式やルールがあるため、間違いのないように選ぶことが大切です。

青光社では、お供え物の手配や香典返しについてもご相談いただけます。
「どんな品を選べばよいか迷っている」「香典返しを手配したい」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。


次回は、**「自宅葬のメリットと注意点」**についてご紹介します。
「会館を使わず自宅で葬儀を行いたい」と考えている方は、ぜひご覧ください。

青光社の家族葬プランとは?内容と選ばれる理由を詳しく解説

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。
これまでの記事では、家族葬の基本や事前準備についてお伝えしてきました。
今回は、青光社がご提供する「家族葬プラン」について、具体的な内容とお客様に選ばれている理由をご紹介いたします。
「どんなサービスが受けられるの?」「費用はどれくらい?」と気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。


青光社の家族葬プランとは?

青光社では、「大切な人とのお別れの時間を、落ち着いてゆっくり過ごしていただきたい」という想いから、
ご家族の負担をできる限り減らしたシンプルで分かりやすい家族葬プランをご用意しています。


プランに含まれる基本内容

青光社の家族葬プランは、必要なものがすべて含まれたパッケージ形式です。
以下のような内容が基本に含まれています。

  • ご安置(自宅または会館)

  • お棺・骨壺・納棺用品一式

  • 枕飾り・白木位牌

  • ドライアイス(一定日数分)

  • 寝台車・霊柩車

  • 式場使用料

  • 運営スタッフのサポート

  • 火葬手続き代行

※プランにより細かな内容は異なりますので、詳細はご相談ください。


青光社の家族葬が選ばれる理由

1. 明確で安心な料金体系

事前に内容と費用を丁寧にご説明するため、
「後から追加料金が発生するのでは?」といった不安がありません。
セットプランで、必要なものをすべてカバーしています。

2. 自社ホール完備で移動の負担が少ない

青光社では奈良市内に自社ホールを完備しており、
搬送から通夜・葬儀・火葬まで、一貫して同じ場所で対応可能です。
高齢のご家族にも安心してご利用いただけます。

3. 少人数でも丁寧に対応

「10名以下の小規模な家族葬」も大歓迎。
少人数だからこそ実現できる、ゆったりとした時間と空間を提供します。

4. 地元奈良に根差した信頼と実績

地域密着で長年にわたる実績があり、
「分かりやすい説明」「丁寧な対応」といった口コミ評価も高く、多くの方にご利用いただいています。


お客様の声(一部ご紹介)

「突然のことでしたが、打ち合わせから葬儀まで丁寧にサポートしていただき安心できました。」(奈良市・60代女性)

「少人数の葬儀でしたが、スタッフの方が親切で、温かく見送ることができました。」(生駒市・70代男性)


事前相談も随時受付中

家族葬のご相談は無料・随時受付中です。
「費用のことが気になる」「自分たちの希望に合うか知りたい」など、
どんな小さなご不安もお気軽にご相談ください。


まとめ

青光社の家族葬プランは、「必要なものがすべて揃った安心のパッケージ」と「地元密着の丁寧な対応」で、
多くのお客様からご好評をいただいています。

「負担を少なく、心を込めて送りたい」
そんなご家族の想いに寄り添い、最善のご提案をさせていただきます。

次回は、「お供え物や香典のマナーと選び方」についてご紹介予定です。
葬儀に参列する際に知っておきたいポイントを分かりやすくお伝えしますので、どうぞお楽しみに。 

もしものときに立ち止まらないために!葬儀の準備と流れを解説【家族葬の基礎知識】

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。
「突然の訃報にどう対応すればいいのかわからない」と不安を感じませんか?
事前に知識を持っておくと、いざという時に落ち着いて行動できます。


もしものときに慌てない!家族葬の基本的な準備とは?

「家族葬」は最近、多くの方に選ばれている葬儀スタイルです。

ここでは、家族葬をスムーズに進めるために知っておきたい基本的な準備についてご紹介します。


1.いざという時に必要なものリスト

事前に準備しておりますので、葬儀の手配がスムーズに行えます。

事前に確認しておくべきこと

  • 故人の希望(宗教・葬儀スタイル・納骨場所)
  • 家族の意図(家族葬・一般葬の選択)
  • 参加者のリスト(誰を呼ぶか)

必要な書類一覧

  • 死亡診断書(病院や医師から発行)
  • 印鑑(役所手続きに必要)
  • 本記録地の確認(火葬許可証の取得に必要)

2. 葬儀の流れと準備のステップ

逝去→とりあえず家族がすること

  • かかりつけの病院に連絡(病院で言われた場合)
  • 葬儀社へ連絡(24時間対応の葬儀社を選ぶと安心)
  • 荷物の搬送・安置(ご自宅または葬儀会館)

葬儀の打ち合わせ

  • 喪主の決定
  • 葬儀の形式(家族葬・直葬・一般葬など)
  • 参加者の人数、会場、日程の決定
  • 祭壇や供花の手配

通夜・葬儀の準備

  • 服装や香典の準備
  • 受付係の手配
  • 遺影写真の準備

葬儀後の手続き

  • 火葬許可証の取得
  • 役所への配達(年金、保険、銀行口座などの手続き)
  • 遺品整理と供養

3. 事前相談のススメ ~安心してお別れするために~

葬儀は突然やってくるもの。事前相談をしておりますので、慌てずに対応できます。

事前相談をするメリット

  • 葬儀費用の目安がわかるため、急な出費を避けられる
  • 希望を伝えられるため、故人の想いを反映できる
  • いざという時に迅速な対応が可能になる

青光社では無料の事前相談を受け付けております。
「家族葬の進め方がわかりません」「費用が心配」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。


まとめ

家族葬は「故人との時間を大切にしたい」「シンプルで温かみのある葬儀を行いたい」という方に適した葬儀スタイルです。

ポイント

  • 事前に必要な書類を準備する
  • 葬儀の流れを把握しておく
  • 事前相談を活用して不安を解消する

奈良精工舎では、家族葬に関するご相談は随時受け付けております。気
になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

今後も情報をお届けしてまいりますので、ぜひチェックしてください。

家族葬の費用相場と節約のポイント

こんにちは、青光社ブログ更新担当の岡です。このたびは当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。これから家族葬にまつわる情報をシリーズとしてお届けいたします!


家族葬の費用相場と節約のポイント

家族葬を検討される方の多くは、まず費用面での不安を感じているのではないでしょうか。ここでは、家族葬の費用相場や費用を抑えるための工夫について、できるだけわかりやすくご紹介します。

1. 家族葬の費用相場

  • 一般的な家族葬の費用: 50万~150万円ほどが目安といわれています。
  • 費用に含まれる主な項目: 式場使用料、火葬費用、祭壇費、飲食接待費などが挙げられます。
  • 費用が変動する要因: 参列者の人数や、必要とするオプション(特別な装飾、料理など)の有無によって変わります。

2. 家族葬の費用を抑えるポイント

  1. 不要なオプションを見極める
    • 豪華な装飾や特別プランなど、どこまで本当に必要かを見直してみましょう。
  2. 式場の選び方を工夫する
    • 自宅葬や公営斎場を活用するなど、選択肢を広げて検討すると費用を抑えられます。
  3. 香典返しを適切に調整する
    • シンプルな返礼品で対応すれば、気持ちを伝えながらコストの負担も軽減できます。
  4. シンプルなプランを選ぶ
    • 必要最低限の内容で執り行うことで、無駄な費用をカットできます。

3. 葬儀費用の補助制度を活用する

  • 公的補助の活用: 国民健康保険の葬祭費支給制度など、地域や加入状況によって利用できる制度があります。
  • 事前相談の重要性: 葬儀社とよく相談し、ご要望に合わせた最適なプランを選ぶことで予算オーバーを防ぎやすくなります。

4. 青光社の家族葬プラン

  • 心のこもったお見送りを大切に: 青光社では、低価格プランからオーダーメイドのプランまで、多彩な選択肢をご用意しております。
  • 安心のサポート体制: 事前見積もりや無料相談を通して、イメージに合った最適なご提案をさせていただきます。

まとめ

家族葬の費用を抑えるためには、不要なオプションを避け、シンプルなプランを選ぶことが大切です。さらに、公的補助制度の活用や、葬儀社との事前相談によって、より安心して家族葬を行うことができます。

次回のブログでは、「家族葬に向いている方・向いていない方」をテーマに、より具体的な事例を交えながら解説いたします。今後とも家族葬シリーズをぜひご期待ください。

何かご不明な点やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。