
こんにちは、青光社ブログ更新担当の中西です。
突然のことで何から始めれば良いのか——多くの方が同じ不安を抱えます。本記事は、初めて喪主・ご遺族になられる方向けに、連絡の順番/ご安置から火葬までの流れ/葬儀形式の違い/費用の見方/当日までの準備を、地域や宗派の違いに配慮しつつ分かりやすく整理しました。必要な場面で必要な判断ができるよう、印刷して使えるチェックリストも添えています。
医療機関の指示に従う/死亡診断書の受領
葬儀社へ連絡(24時間対応)
・お迎えの場所(病院・施設・ご自宅)/お名前/ご安置先の希望
ご安置(自宅または安置施設)
・枕飾りの準備、宗派の確認
打合せ(お見積・日程・形式)
・火葬場・式場の空き状況を確認し、候補日を複数持つのが安心です。
家族葬:ご家族・近親者中心でゆっくりと。参列者対応の負担が軽い。
一般葬:ご交友・ご近所・お仕事関係の方にもお別れの機会を。
一日葬:通夜式を省き、告別式〜火葬を一日で。ご高齢の方にも負担が少ない。
直葬(火葬式):式を行わず火葬のみ。宗教者の読経を希望される場合は別途調整。
無宗教式/お別れ会:音楽・映像・献花中心など、自由度の高いお見送り。
※宗派・地域慣習により作法・日程が異なります。事前にご親族間の合意を。
ご安置 → 納棺 → 通夜式 → 告別式 → 出棺 → 火葬 → 収骨 → 初七日法要(当日繰上げ可) → 会食(任意)
それぞれの場面で、宗教者(僧侶・神職・神父/牧師)の都合、火葬場・式場の空き状況を調整します。
A. 基本セット費用:式場使用/祭壇・お棺・遺影写真・納棺品・安置・搬送・ドライアイス 等
B. 変動費:会葬礼状・返礼品・会食・供花・供物・火葬場待合室 等(人数で増減)
C. 実費・行政費:火葬料・霊柩車・マイクロバス・司会・音響・式進行スタッフ
D. 宗教者謝礼(お布施 等):宗派・お寺様とのお付き合いにより異なります
見積比較のポイント
「含まれるもの/含まれないもの」の境界が明記されているか
変動費は人数前提が合っているか(礼状・返礼・お食事)
夜間・早朝の追加費用の有無
支払い方法・時期(後払い可否・分割の取り扱い)
式場:アクセス・駐車台数・控室(仮眠可否)・バリアフリー・授乳室の有無
お写真:お人柄が伝わるお写真を3〜5点。遺影は後日ご返却可能。
映像・音楽:お好きだった曲・お写真スライド・メッセージボードなどもご用意できます。
喪主の決定(挨拶・各種手続の窓口)
宗派・寺院の確認(お付き合いの寺院がない場合はご紹介可)
参列規模の目安(案内する範囲・弔電・供花の取りまとめ)
お写真・思い出の品(展示コーナーへ)
お着物・喪服(レンタルの手配も可能)
死亡診断書/死体検案書(医療機関発行)
火葬許可申請(役所手続は当社で代行可)
各種名義変更:健康保険・年金・銀行・公共料金・携帯・運転免許 等
相続・遺産整理:司法書士・税理士・弁護士のご紹介も可能です
※法的な取り扱いは各専門家にご相談ください。
日程は最短でどれくらい?
火葬場・式場の空き状況により異なります。2〜4日程度を目安にご案内します。
弔問はどこまで案内すべき?
ご家族のご意向を最優先に。死亡通知の範囲を先に決め、対応のご負担を調整します。
香典返しはいつ?
当日返し/後返しのいずれも可能。地域慣習に合わせてご提案します。
☐ 喪主・連絡担当の決定
☐ 宗派・寺院の確認(または紹介依頼)
☐ 参列の範囲/訃報連絡先リスト
☐ 遺影用写真(3〜5点)・思い出の品
☐ 返礼・会食の人数目安
☐ 会葬御礼状の文面確認
☐ お着物・喪服の手配
☐ 役所手続の代行依頼可否
まとめ
ご葬儀は「急ぎながらも、丁寧に決める」場面が続きます。いま決めること/後で考えられることを切り分けるだけで負担は小さくなります。分からないことは、どうぞ遠慮なくご相談ください。私たちはご家族の気持ちに寄り添い、選択肢をわかりやすくお届けします。